この記事では生後4ヶ月から5ヶ月の赤ちゃんがミルクを飲まないとき試してほしい方法について、記載しています。
「哺乳瓶の口(乳首と瓶をつなげる装着輪)を緩めること」で、赤ちゃんがミルクを飲みやすくなります。
飲み始めから緩めず、しばらく経って吸いつきが悪くなったら軽く緩めることがポイントです。
お医者様から聞いた方法ですが、我が家の生後5ヶ月の息子には効果があったので記事にしました。
(生後4ヶ月のうちに知っておきたかった……)
記事の後半では、哺乳瓶の口を緩めても授乳が改善しなかった場合の、他の方法についてもまとめています。
この記事が、赤ちゃんがミルク飲まないで困るお母さま方の手助けになれば幸いです。
詳細をどうぞご覧ください。
生後4ヶ月ミルク飲まないで泣くときどうする?
私は息子を完ミで育てています。
息子が生後4ヶ月になってしばらく経ったころ、急にミルクを飲まなくなりました。
ミルクを作ると最初は勢いよく飲むのですが、半分ほど飲むと哺乳瓶をくわえたまま飲まなくなるのです。
調べると、生後4ヶ月は遊び飲みが始まる時期でした。
「ミルクを飲まないのは遊び飲みしているから?」
「それでも、おなかがすいたら飲むよね?」
そう思い、しばらく様子を見ましたが、息子はどんどんミルクを飲まなくなりました。
順調に増えていた体重が増えなくなり、おなかがすくのか泣くことも増えました。
「哺乳瓶の種類を変えた方がいいかな…」
そう思いながらも思い切りがつかないまま、乳児健診の日を迎えました。
生後5ヶ月ミルク飲まない!お医者様から聞いた方法
乳児健診で調べたところ、やはり体重が増えていないことが判明しました。
標準の枠内には入っていましたが、標準から小柄へ。
ミルクを規定量飲まないことは不安の種です。
「ミルクはどれぐらい飲んでいるの?」
先生に聞かれたので、正直に答えました。
「160くらい作っています。最近200飲まなくて……」
「ミルクを飲むのは本当に体力を使うからね」
先生いわく、赤ちゃんはミルクを飲むためにとても頑張っているとのこと。
ミルクが飲めないなら、ミルクを飲みやすいように環境を整えなければいけません。
体重が増えてなかったこともあり、先生の言葉を聞いた私は反省しました。
そのとき、ふと先生が言いました。
「哺乳瓶の口は緩めている?」
「?いえ、緩めていないです」
「緩めたら空気が入って飲みやすくなるからね。哺乳瓶だと、赤ちゃんが吸って泡が出る勢いで飲んでいるのが目安になるから」
「なるほど。そうなんですね」
家に帰って、さっそく哺乳瓶の口を緩めてみました。
赤ちゃんが飲むのを止めたタイミングで、口を緩めて哺乳瓶の中に空気を入れます。
すると、またしっかり飲み始めたのです!
その後、哺乳瓶の乳首を6ヶ月用に変えると、さらにしっかり飲むようになりました。
哺乳瓶の乳首の劣化も、赤ちゃんがミルクを飲まなかった原因かもしれません。
それでも飲むのに疲れているときは哺乳瓶の口を緩めると、勢いよく飲むようになりました。
乳児健診で先生に相談して、本当によかったと思いました。
哺乳瓶の口を緩める方法とは
哺乳瓶の口を緩める方法は、以下の通りです。
- 最初は普通にミルクを飲ませる
- 飲むのに疲れたタイミングで、哺乳瓶の口を緩める
- またミルクを飲ませる
ひとつずつ詳しく説明します。
最初は普通にミルクを飲ませる
普通にミルクを作って、飲ませます。
赤ちゃんが哺乳瓶を吸うとき、中のミルクに泡が出る勢いで飲んでいるかが、きちんと飲めているかの目安です。
飲むのに疲れたタイミングで、哺乳瓶の口を緩める
赤ちゃんがひとやすみをして、なかなか飲み始めなかったら、哺乳瓶の口を緩めます。
「哺乳瓶の口」とは、上の写真だと黄色いリングの部分です。
ここを緩めて、空気を入れます。
緩めすぎるとミルクがこぼれるので気を付けてくださいね。
またミルクを飲ませる
再び哺乳瓶をくわえさせて、ミルクを飲ませます。
哺乳瓶を吸うとき、ミルクに泡が出る勢いで飲んでいたら、まずは安心です。
ミルク飲まない完ミ・混合育児の解決方法
完ミ、あるいは混合育児で、赤ちゃんがミルクを飲まないときどうすればよいでしょうか。
赤ちゃんは、大変な力を使って哺乳瓶からミルクを飲んでいます。
ミルクが飲めないなら、ミルクを飲みやすいように環境を整える必要があります。
環境を整えるためのチェックポイントをまとめました。
- ミルクの味、温度を調整する
- 哺乳瓶の乳首を変える
- ミルクを飲みやすい静かな環境を作る
- 哺乳瓶の口を緩める
ひとつずつ詳しく説明します。
ミルクの味、温度を調整する
ミルクを飲まなくなったとき、ミルクの味は濃すぎたり薄すぎたりしていませんか?
あるいは、ミルクの温度が冷めてはいませんか?
ミルクが冷めていたら、温め直したら飲むことがあります。
それでもどうしてもミルクを飲まないときは、ミルクの味を変えてみるのも選択肢の1つです。
我が家では、和光堂の「はいはい」を飲んでいます。
哺乳瓶の乳首を変える
哺乳瓶の乳首は劣化していませんか?
新しい乳首に変えても飲まないとき、哺乳瓶の種類が赤ちゃんに合っていないかもしれません。
その場合、様々な哺乳瓶を試してみることがよいでしょう。
我が家ではピジョンの「母乳実感哺乳瓶(プラスチック製)」を利用しています。
ミルクを飲みやすい静かな環境を作る
ミルクを飲むとき、テレビをつけたりYOUTUBEを流したりしていませんか?
赤ちゃんの気持ちがミルクに向かうように、できるだけ静かで落ち着いた環境を整えることが大切です。
哺乳瓶の口を緩める
赤ちゃんが途中でミルクを飲むのをやめて、なかなか飲み始めなかったら、哺乳瓶の口を緩めます。
哺乳瓶を吸うとき、中のミルクに泡が出る勢いで飲んでいるかが、きちんと飲めているかの目安です。
まとめ
この記事では生後4ヶ月から5ヶ月の赤ちゃんがミルクを飲まないとき試してほしい方法について、記載しています。
- ミルクの味、温度を調整する
- 哺乳瓶の乳首を変える
- ミルクを飲みやすい静かな環境を作る
- 哺乳瓶の口を緩める
「哺乳瓶の口(乳首と瓶をつなげる装着輪)を緩めること」で、哺乳瓶の中に空気が入り、赤ちゃんがミルクを飲みやすくなります。
飲み始めからしばらく経って吸いつきが悪くなったら緩めてください。
緩めすぎるとミルクがこぼれるので気を付けましょう。
この方法で、生後5ヶ月の息子はミルクが飲めるようになりました。
この記事が、赤ちゃんがミルク飲まないで困るお母さま方の手助けになれば幸いです。
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