この記事では、生後9ヶ月で母乳を卒乳した体験談について記載しています。
卒乳のタイミングは、多くのお母さんが悩まれるところだと思います。
自然に卒乳をするのが理想ですが、どのタイミングで卒乳できるかは、こども次第です。
母乳、ミルク、混合など、育児方法での違いもあるかもしれません。
私の場合は、50%母乳の50%ミルク、ほぼ半々の混合育児をしていました。
生後9ヶ月で、母乳をやめようか悩んだ末、母乳卒乳しました。
早い時期での母乳卒乳でしたが、困ることはほとんどありませんでした。
詳細をどうぞご覧ください。
卒乳と断乳の違いとは
まずは、「卒乳」と「断乳」の違いについて説明します。
卒乳について考えるとき、対照的になるのが断乳です。
卒乳は自然とお乳(ミルク)離れすること
こどもが自然にお乳(ミルク)を飲まなくなることを、卒乳と言います。
卒乳をすると、栄養補給は離乳食が中心となります。
こどもの気持ちを第一優先する離乳方法のため、卒乳は理想的な離乳の形であると言われています。
断乳はお乳(ミルク)離れを試みること
親が、意図的にお乳(ミルク)離れを試みることを、断乳と言います。
離乳のタイミングは、親の判断で決まります。
そのため、こどもがまだお乳(ミルク)を飲みたがっているのに、飲ませられないという状況になることがあります。
やむを得ない理由があるときは、断乳が推奨されます。
卒乳に親都合はあるかもしれない
卒乳とは、こどもが自然にお乳(ミルク)を飲まなくなることを指します。
しかし、こどもの気持ちは、親の考え方で変わることがあります。
たとえば「そろそろ卒乳してほしい」と親が思うときには、こどもに親の気持ちが伝わる可能性があります。
反対に、「まだお乳が必要だ」と思うときも、同様です。
親とこどもの気持ちはそれぞれ違うとはいえ、卒乳のタイミングにまったく影響がないとは言い切れません。
母乳育児に憧れた私。混合育児と卒乳の関係
こどもが産まれたばかりのとき、私は「できれば母乳で育てたい」という気持ちになり、母乳中心の育児を目指していました。
母乳の出が悪くて、結果的にはすぐに混合育児になりました。
結果的に、混合育児だったことが、早期の母乳卒乳に繋がった可能性はあります。
母乳育児のために試みたこと
母乳の出をよくするために、産後に母乳マッサージに通いました。
50%の割合でも母乳で育てられたのは、母乳マッサージのおかげだと思います。
あまり出がよくない母乳を少しでも飲んでもらうために、ミルクは母乳に味が近いグリコ「アイクレオ」を選びました。
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いざ授乳!からの混合育児
母乳マッサージに通ったものの、母乳中心の育児にするには母乳量が足りませんでした。
「母乳育児はこどもの体重が増えにくい」と言われることがあります。
これは、ミルクを与える場合にに比べて、母乳は量が少なくなりがちだからかもしれません。
もちろん母乳量が多くて、お乳をよく飲むこどもなら、母乳育児でビッグベビーになりますので、本当に状況に依ると思います。
母乳育児を目指していた私ですが、こどもの体重がなかなか増えませんでした。
そのため、どんどんミルク量は増えていきました。
生後9ヶ月の母乳卒乳は早い?栄養はどうする?体験談
生後9ヶ月で母乳を卒乳した体験談を記します。
当時の育児状況は、以下のようになります。
- 授乳は母乳50%ミルク50%
- 離乳食は順調
- 外出の際はミルクを持ち歩く
母乳にこだわらない我が子の場合
私の娘は、母乳にあまりこだわりがないように見えました。
母乳の出がよくなかったからかもしれません。
ミルクを自分の手で持てるようになってからは、ミルクの方を飲みたがっていました。
生後9ヶ月になると、離乳食のメニューが増えていきます。ミルク育児にも慣れました。
そのため、親である私自身も、母乳へのこだわりは薄れました。
卒乳の後押しした「ママはテンパリスト」
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育児中は、「東京タラレバ娘」で有名な漫画家、東村アキコさんの「ママはテンパリスト」を読んでいました。
この「ママはテンパリスト」すごく面白い育児エッセイ漫画です。
中でもよく話題に出てくるのが、息子さん(ごっちゃん)の卒乳ネタです。
なかなか卒乳できないごっちゃんの意思を尊重して、最後まで付き合う東村アキコさんの姿勢には、頭が下がる思いがいたします。
一方で、「卒乳ってそんな大変なの???」と、当時、ビビッてしまったのも確かです(笑)
母乳離れが難しくなさそうな今、母乳卒乳してしまうに限るのでは?
と、考えるようになりました。
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母乳のタイミングでミルクを渡す
9ヶ月で母乳を卒乳するのは、やや早いのでは……
と考えながら、母乳を飲ませるタイミングでミルクを渡すと、あっさりと乳離れしました。
寝かしつけでお乳を咥えたがることはありましたが、母乳が出なくなるにつれて、機会は減っていきました。
乳離れと同時に、離乳食の量を増やしました。
ミルクは、1歳過ぎ(4,5ヶ月ごろ)まで飲んでいました。
ミルクと並行して、牛乳を飲ませました。
牛乳は、最初ミルクと同じようには飲めませんでしたが、徐々に飲む量が増えました。
私はフォローアップミルクは利用しませんでした。
1歳過ぎてもミルクを飲んでいたので、切り替えてもよかったかもしれません。
ミルクと離乳食での栄養で困らなかった
9ヶ月での母乳卒乳は、少し早いのかもしれないという気持ちがありました。
実際、9ヶ月で母乳をやめた話をすると「早いね!」と言われることが多かったです。
けれども、母乳卒乳して、困ることはそれほどありませんでした。
離乳食を食べるタイプの子で、ミルクは引き続き飲んでいたのが大きかったと思います。
母乳量が足りず外出時にミルクを持ち歩く習慣があったため、持ち物が変わることはありませんでした。
さらに、もともと母乳の出が少なかったため、卒乳後のお乳ケアの大変さも、さほどではなかったです。
一時的にミルクの消費量が増えて、お金がかかったことが、唯一の困りごとでした。
母乳マッサージに通わなくなった費用を、ミルク代に充てたと思うことにしました。
このように、私の9ヶ月での卒乳は、スムーズに終了しました。
終わってみると、歯が生えて本格的に授乳が痛くなりそうな前に、あっさり卒乳できてよかったという気持ちになりました。
まとめ
この記事では、生後9ヶ月で母乳を卒乳した体験談について記載しました。
卒乳のタイミングは、多くのお母さんが悩まれるところだと思います。
けれども、どのタイミングで卒乳するかは、こども次第です。
生後9ヶ月で母乳を卒乳しそうなときは、それがその子のタイミングということになります。
栄養面さえ気をつけることができれば、卒乳して困ることはありません。
私は、9ヶ月で母乳を卒乳して、困ることはそれほどなかったです。
「早すぎるかもしれない」と心配しすぎなくてOKです。
9ヶ月で卒乳のチャンスがあるならば、栄養面の対策をした上で、離乳を進めてみてはいかがでしょうか。
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