生後3ヶ月で頭をぶつけた!泣かないときは何科を受診?体験談ブログ

この記事では、生後3ヶ月の乳児が頭をぶつけたとき、どうするべきかについてまとめています。

 

生後3ヶ月の乳児が頭をぶつけたとき、どうするか調べている方へ。まずは乳児の様子を確かめましょう。意識があるか、外傷やたんこぶができているかなどが最初の確認事項です。大泉門も確認します。意識がないときは気道確保、救急車。意識があるときは、まずは冷やしましょう。状況確認後、病院に行くときは脳神経外科を受診してください。

 

私の体験談になりますが、生後3か月の乳児がベビーカーから落ちてしまったことがきっかけで、ブログをまとめました。

この記事では、まずは乳児が頭をぶつけたときの確認事項と行動を記載。

最後に、私の体験談についてまとめています。

この記事が、事態を解決に導くための役に立つことを願っています。

生後3ヶ月で頭をぶつけた!落ち着いて行動を

ベビーベッド

乳児がベビーベッドから、ソファから、あるいはベビーカーから落ちて、頭を打った。

あるいは、何か固いものに頭をぶつけた。

お母さんがどんなに気を付けていても、起こりうることです。

どうしてこんなことになってしまったのか、どうして目を離したのか。

後悔から自分を責めてしまうかもしれません。

けれども、まずは落ち着いて行動しましょう。

以下の確認事項をチェックしてみてください。

 

生後3ヶ月で頭をぶつけたときの確認事項

赤ちゃんとカルテ

乳児が頭を打ったとき、まず確認すべきことを記載します。

ひとつひとつチェックをしていきましょう。

 

すぐに泣いたとき、泣かないとき

もしも頭を打ったならば、乳児は泣くのが当然ともいえます。

乳児が頭を打って、すぐに泣いた場合、まずは、すぐに重篤な反応が出るダメージは受けていないと判断できるでしょう。

泣いていたのが泣き止んで落ち着いているときは、外傷の有無の確認に進みましょう。

ただし、あまりにも泣き止まないときは、病院に向かった方がよいかもしれません。

反対に泣かずにぐったりしている場合は、意識混濁している可能性があります。

このときは、気道を確保して、急いで救急車を呼んでください

 

寝るとき、嘔吐するとき

乳児が頭を打った後に寝たとき、泣いた後であれば泣き疲れた可能性があります。

この場合は、とりあえず心配しすぎなくてもよいでしょう。外傷の有無の確認に進んでください。

反対に泣かずに寝てしまった場合は、意識を失って重篤な心配があります。

そのときは気道を確保して救急車を呼んでください

嘔吐がとまらないときも、すぐに病院に向かった方がよいでしょう。

 

外傷の有無(たんこぶができたとき、赤いとき)

外傷の有無は、大切な確認事項です。

たんこぶができたときは、大きさにもよりますが、まずは心配しすぎず落ち着いて行動した方がよいでしょう。

たんこぶができたら、まずは、冷やしましょう。そして大泉門をチェックします。

あまりにもたんこぶが大きいなど、状況によっては病院に向かいます。

たんこぶはないが赤くなっているときは、頭のへこみ(陥没しているか)を見ます。

頭が大きくへこんでいる場合、頭蓋骨骨折している可能性があります。

この場合も急いで病院に向かいます。

傷口から血が出ているときは、傷口を押さえて止血をします。

傷が大きくて血が止まらないときは、救急車を呼びましょう。

 

 

頭をぶつけたとき大泉門を確認する理由

大泉門

大泉門とは、頭のおでことてっぺんの間にある、頭蓋骨のつなぎめのことを指します。

乳児の頃、大泉門は大きいです。成長するに従って隙間は小さくなっていきます。

大泉門のあたりは、通常、頭の他の部分よりへこんでいます

それが、頭をぶつけたときに、ふくらむことがあります

乳児の頭は非常に柔らかいです。そのため、頭をぶつけたとき、大泉門が盛り上がってしまうことがあるのです。

大きく盛り上がっているときは、乳児の脳に影響が出ている場合があります。

乳児が頭を打ったとき、大泉門を確認してふくらんでいたときは、はやめに病院を受診した方がよいでしょう。

 

生後3ヶ月で頭をぶつけたときの行動

赤ちゃんの頭を確認

乳児が頭をぶつけたら、まずは乳児の様子を確認します。

体調によってその後の行動が変わってきます。

 

頭を冷やす

たんこぶができたとき、赤くなったときは、まずは頭を冷やしましょう

水に氷を入れた氷嚢を作ります

タオルで包んだ保冷剤も冷やしやすいですが、冷たすぎると乳児が嫌がることがあります。

そのときは、水で濡らしたガーゼなどで冷やして、様子をみましょう。

たんこぶの被害を小さくするために、10分から20分ほど冷やすようにしましょう。

 

ミルクを飲ませて様子をみる

いったん乳児の様子をみることにしたとします。

そのときは、ミルクの時間になったらミルクを与えてください

そして乳児の様子に注意深く気を付けてください。

ミルクを飲まない、あるいは吐き戻すときには、特に注意が必要です。

状況が改善しなければ、急いで病院を受診した方がよいでしょう。

吐き戻すときは、体を横向きにして、吐しゃ物が詰まるのを防ぐようにしましょう

 

意識がないときは

意識がないときは、非常に危険な状態です。

指を使って、あごを上に押し上げるようにして、気道の確保を行ってください

そして救急車を呼びましょう。

 

病院に行くなら脳神経外科へ

乳児の意識がないとき、嘔吐をしているとき、泣き止まないとき病院に向かいます

頭を打ったときは、小児科より脳神経外科に行くのが適切です。

病院の対応時間外には救急を利用しましょう。

 

様子をみる場合とは

たんこぶなど、外傷がさほどではない、ミルクをよく飲んで機嫌がいい。

そういったときは、あえて病院に行く必要はありません。

ただし、2、3日は必ず安静にして、様子を見るようにしましょう

 

 

生後3ヶ月で頭を打ったとき2、3日は様子をみること

赤ちゃんの足

生後3ヶ月の乳児の頭は、非常に柔らかいです。

大人であれば、すぐに頭蓋骨骨折などの影響が出るところでも、乳児の場合は衝撃を吸収して、すぐには影響が出ないことがあります。

何より乳児は喋ることができません。そのため、頭を打った影響をすぐに察知できないことがあります。

そのため、頭を打ったときは、必ず2、3日は様子をみてください

容体が変わったときには、病院に向かうことになります。

それを踏まえて、安静に過ごすように心がけましょう。

お風呂については、頭を打った当日は体を拭くにとどめて湯船には入らない方がよいでしょう。

 

生後3ヶ月で頭をぶつけたときの体験談

ベビーカー

ここからは、私の子供(下の子です)が、生後3か月に頭をぶつけた体験談を話します。

その日は休日で、家族でお散歩をしていました。

赤ちゃんはベビーカーに乗せていたのですが、泣き出したので抱っこをしました。

「なんで抱っこしているの?」

と声をかけてきた夫に抱っこを代わってもらい、しばらく上の子の様子を見ていました。

すると夫が手ぶらで歩いてきました。

ベビーカーは少し離れたところにありましたが、散歩先がほとんど庭先のため気に留めていませんでした。

(……ベビーカーに乗せたのかな?)

と思いながら夫と話をしていると。

どすっ

という音とともに、下の子の泣き声が。

なんと、私も夫もベビーカーから目を離していました

振り向くと、ベビーカーから落ちて、うつぶせで泣いている赤ちゃんが。

一番最初に思ったのは

「なんで!?」

という気持ちでした。ベビーカーってシートベルトがあるのに落ちるはずがないと思ったのです。

そう、それでもベビーカーから落ちてしまったのは何故なのか。

なんと夫がシートベルトをつけずにベビーカーに乗せていたのです。

私も夫もパニックになりながら、赤ちゃんを抱き起こしました。

見ると、頭に擦り傷ができて、血がにじんでいます

赤ちゃんは泣いていて、抱っこをしているとしばらくして泣き止みました。

まず思ったのは

「泣いていて泣き止んだってことは、とりあえず大丈夫なのかな!???」

ということ。意識がないわけではなかったのです。

とはいえ、ショックは隠しきれません。なにしろ生後3ヶ月ですし、どう考えても私たちが悪いのは明らかでした。

まずは頭の傷に傷薬(アンパンマンの傷薬)をかけて、氷嚢で赤くなった部分を冷やしました


 

たんこぶはできていませんでした。そのため、かえってへこんでいないか心配になりました。

車で病院に向かいました。休みの日だったので救急窓口です。

患者さんが多かったので、順番が来るまで、2時間ほどかかりました。

ただし、最初のトリアージの時点で緊急性はないと判断されていたようです。

順番が来ました。頭の部分は触診でした。

幸いにも、たんこぶはできず、頭蓋骨骨折もないとのことでした

頭を打っただけではなく、身体も打ち付けていたため、エコーをとって内臓に被害が出ていないことを確認しました。

「あとは、ミルクを吐き戻さなければ大丈夫です」

ということで、ミルクを飲ませてから様子を見て、家に帰りました。

頭に傷はあるものの、元気な様子の子供を見てほっとしました。

いったん大事には至らなかったものの、2、3日は様子を見ることになりました

本当にベビーカーに乗せるときには気を付けようと、夫と話すことになったのでした。

 

まとめ

この記事では、乳児が頭を打ったとき、どうするべきかについてまとめました。

まずは乳児の様子を確かめましょう。

意識があるか、外傷やたんこぶができているかを確認します。

意識がないときは気道確保、救急車。

意識があるときは、まずは冷やしましょう

状況確認後、病院に行くときは脳神経外科を受診してください。

病院に行かないときも、2、3日は安静にして様子をみましょう

この記事が、事態を解決に導くための役に立つことを願っています。

 

 

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